日米同盟について

日米同盟

1.日米同盟とは

皆さんは日米同盟と聞いてどんなイメージを

お持ちでしょうか?

『日本が外国から攻撃された場合、アメリカ軍に守ってもらう』

『日本が外国から攻撃された場合、アメリカ軍にメインで戦ってもらい、

自衛隊がバックで支援する』

何となくこんな感じに考えている方が多いのではないでしょうか?

しかしこれは日本側に都合の良い平和ボケした解釈です。

『そのために沖縄などに米軍基地を提供しているんじゃないか』

確かにその通りですが、アメリカ側からすれば日本を守るためだけに

軍隊を配備しているわけではないのです。

一体どういうことなのか?

ロシアウクライナ戦争が起きてから日本でも国防意識が強くなりました。

いざ有事が起きた場合、日米同盟が国防の要になることは確かです。

ただ、その内容を正しく知っていないといざ有事が起きた際に日本の世論が大混乱に

陥りかねません。

この記事を読む事で日米同盟の機能を理解し、有事にも冷静に対応できると思います。

2.アメリカから見た日米同盟

アメリカは日本との同盟の他に韓国と米韓同盟を結んでいます。

その他にもフィリピン、オーストラリア、ニュージーランドとも協定を結んで

米軍が駐留しています。

このように太平洋地域の安定のためにアメリカは様々な国と同盟関係を築き、

日米同盟はその一つでしかないのです。

アメリカが日本に基地を置いてる目的は日本本土への攻撃のほか、

朝鮮半島有事と台湾有事への対処です。

つまり日本への直接攻撃でなくても、米軍は日本の基地を使って軍事行動がとれるのです。

これは一般にあまり知られていませんが、日本側も了承しています。

3.実際に有事が起きたら

現在最も警戒されているのは台湾有事です。

中国軍が台湾に軍事侵攻して来た場合、どうなるのでしょう。

先述したように米軍は日本の基地からも部隊を出動させます。

さらに日本は米軍の補給など後方支援を行うことになるでしょう。

そうなると中国としては日本も敵とみなして米軍基地のほか、

原発などの施設にミサイル攻撃を行ったり、沖縄周辺の島々に上陸して占領することも

考えられます。

日本は周辺の島々を敵に占領された際、自衛隊が自力で取り返さないといけなくなります。

このような形で日本も戦争に巻き込まれていきます。

北朝鮮の韓国侵攻という朝鮮有事でも同様の展開になるでしょう。

実際に有事が起きた場合、いつまで続くのか、どのような形で終わるのか誰にも分かりません。

日本では自衛隊を違憲だとか言う意見がありますが、いざという時日本を守るのは

他ならぬ自衛隊です。

だから法的手続きなどで自衛隊の足を引っ張ることのないよう、日本国民の

一人一人がしっかりと国防意識を持っておく必要があるのです。

 

 

 

 

 

 

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